テスラ:近く「サイバーキャブ」をロボットタクシー車両群に投入する見通し

テスラのロボタクシーサービスは、今年後半にかけて拡大を続けると予想。

テスラのスーパーチャージャーには、テスラのロゴが表示されています。
Kevin Carter 通じて Getty

8月17日、『The Information』は、「Tesla(TSLA)が自動運転専用車両「サイバーキャブ」の投入準備を進めており、テキサス州オースティンのロボタクシー車両群に加える計画である」と報じた。

<重要なポイント>

モーニングスターはサイバーキャブの投入をTeslaの自動運転ソフトウェアにとって前向きな進展と捉えている。Teslaのサイバーキャブはハンドルやペダルがないという点でユニークなものだ。Teslaがこれを実際に投入することは、自動運転ソフトウェアが検証を重ねながら進歩し続けていることを示しており、これは我々の予想と一致している。

  • Teslaは、将来「サイバーキャブ」を同社のロボットタクシー配車サービスの主力車両とする計画だ。これらの車両は、米国の自動運転配車サービス向け車両の中でも低コストなものになると見られ、ロボットタクシー事業は高い利益を創出できるだろう。

<結論>

Teslaの適正価値推計値を1株あたり450ドルに据え置く。同社のエコノミック・モート・レーティングは「狭い(Narrow)」、不確実性レーティングは「非常に高い(Very High)」である。2025年のロボットタクシー事業がTeslaの総売上高に占める割合は、0.5%未満にとどまると推計している。しかし、長期的には力強く高収益な成長が見込まれることから、当社によるTeslaの評価額の30%以上をロボットタクシー事業が占めると見ている。

  • Teslaの株式は当社の適正価値推計値を約25%下回る水準で取引されており、現在の株価は割安な水準にあるとみられる。そのため、株式レーティングでは4つ星の評価となっており、現在の株価は長期投資家にとって魅力的な機会である可能性がある。

<今後の展望>

Teslaのロボットタクシー事業は、今年後半を通じて新たな都市へと拡大を続け、安全監視員を乗せない車両も増加していくと予想される。これにより、2027年には同事業が力強い成長を遂げる基盤が整うと考えている。◇

<モーニングスターの主要指標>

  • 適正価値推計値:450.00ドル
  • モーニングスター・レーティング:★★★★(割安)
  • モーニングスター・エコノミック・モート・レーティング:「狭い(Narrow)」
  • モーニングスターの不確実性レーティング:「非常に高い(Very High)」
  • 資本配分レーティング:「模範的(Exemplary)」

※ 本稿はモーニングスターの「Tesla: Media Reports Cybercab Will Join Robotaxi Fleet in Near Term」をモーニングスター・ジャパンが翻訳したものです。原文と翻訳に相違がある場合は、原文が優先されます。

※ 本稿は、情報提供のみを目的としており、特定の金融商品、銘柄などを推奨するものではありません。投資における判断は、ご自身の投資目的、投資期間、資金性格、投資への姿勢などを勘案して、ご自身の責任において慎重に行ってください。

編集者注記: 本分析は、モーニングスター・エクイティ・リサーチによるエクイティ・ノートに基づいて構成されています。

著者はこの記事で言及されたいかなる有価証券も保有していません。詳細はこちらをご覧ください: モーニングスターの編集方針