PayPal:Stripeによる買収交渉は白紙となった模様

PayPalは逆風にあるものの、長期的には緩やかな成長と安定した利益率を維持できるだろう。

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ブルームバーグによると、StripeとAdventによるPayPal Holdings(PYPL)の買収交渉は終了した。これを受けて、8月28日の取引でPayPalの株価は11%下落した。

<重要なポイント>

StripeとAdventはPayPalを1株あたり60.50ドルで買収することを提案したと報じられている。

  • 報道によると、PayPalの経営陣はこの提示額を低すぎると判断した模様だが、モーニングスターも同様の見解である。
  • 両者間で価格をめぐる交渉が重ねられているとの観測もあったが、合意できる価格を見出すことはできなかったようだ。

<結論>

モーニングスターは、PayPalの適正価値推計値を1株あたり80ドルに据え置き、同社の現在の株価は割安な水準にあると考えている。

  • 同社が直面している逆風は認識しているが、PayPalは長期的には緩やかな成長を続け、安定した利益率を維持できると考えており、現在の市場価格は長期的な見通しを過度に悲観的に織り込んでいると見ている。
  • まだ初期段階ではあるが、新CEOであるエンリケ・ロレス氏の下での業績は、これまでのところ概ね良好であり、同氏の事業再生手腕に対して一定の信頼感が生まれている。◇

<モーニングスターによる主要指標>

  • 適正価値推計値:80.00ドル
  • モーニングスター・株式レーティング:★★★★(割安)
  • エコノミック・モート・レーティング:「狭い(Narrow)」
  • 不確実性レーティング:「高い(High)」
  • 資本配分レーティング:「標準的(Standard)」

※ 本稿はモーニングスターのエクイティ・リサーチによるエクイティ・ノートに基づく記事「PayPal: Deal with Stripe Is Apparently Off」をモーニングスター・ジャパンが翻訳したものです。原文と翻訳に相違がある場合は、原文が優先されます。

※ 本稿は、情報提供のみを目的としており、特定の金融商品、銘柄、指数などを推奨するものではありません。投資における判断は、ご自身の投資目的、投資期間、資金性格、投資への姿勢などを勘案して、ご自身の責任において慎重に行ってください。

編集者注記: 本稿は、モーニングスター・エクイティ・リサーチによるエクイティ・ノートに基づいたものです。

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