Berkshire Hathaway【決算】:Apple、 Bank of America、 VeriSignを売却し、Alphabet、Chubbの買いで相殺

バークシャーは、第3四半期に約79億ドルの売却があったと公表

Warren Buffett seen on a stage in New York City.
Daniel Zuchnik 通じて Getty

Berkshire Hathaway「13F」報告書の更新情報

Berkshire Hathaway (BRK.A、バークシャー・ハサウェイ)は、第3四半期の「13F」株式保有報告書において、決算報告ベースで投資ポートフォリオに関していくつかの変更を報告した。この報告によると、Apple (AAPL)とBank of America (BAC)の売却をさらに進め、新たにAlphabet (GOOGL)への投資を開始したことが明らかになった。

<重要なポイント>

モーニングスターの推計によれば、純売却額は約79億ドルである(推定売却額131億ドル、推定購入額52億ドル)。これは同社傘下の保険会社が最近提出した「10-Q」四半期財務報告書に記載された純売却額61億ドル(売却125億ドル/購入64億ドル)と異なる数字だが、「13F」報告書は米国報告対象証券のみを含むものである。

  • 9月期に行われた主な変更は、Apple株をさらに4,180万株(推定96億ドル)売却したことである。また、Bank of America株をさらに3,720万株(推定18億ドル)売却した。Berkshireは2023年9月にApple株式を売却し始め、2024年7月からBank of America株式を売却している。
  • Berkshire Hathawayはほかにも売却を行った。たとえば、VeriSign (VRSN)の保有株の3分の1を推定12億ドルで売却し、DaVita (DVA)160万株を2億2500万ドルで、Nucor (NUE)20万株を2700万ドルで売却した。さらに、D.R. Horton (DHI)の保有株式全てを2億2200万ドルで売却した。
  • 追加投資としては、AlphabetのクラスA株式17800万株を37億ドルで買い、新規投信を開始した。またChubb (CB)の保有比率を約16%増やし、12億ドルを投資した。 その他の追加投資には、Domino’s Pizza (DPZ)30万株(1億5400万ドル)、Sirius XM (SIRI)500万株(1億1600万ドル)、Lamar Advertising (LAMR)3万2603株(40億ドル)、LennarのクラスB株式 (LEN.B)2007株(2億3700万ドル)が含まれる。

<数字を読み解く>

バークシャー・ハサウェイは、2025年第3四半期末時点で、13F報告書に基づく報告対象株式保有額を2,673億ドルとしている。これは、第2四半期末時点の2,575億ドルという報告から3.8%の増加である。◇

※ 本稿はモーニングスターのエクイティ・リサーチのシニア・アナリストであるグレゴリー・ウォーレンによるアナリスト・ノートをもとに抜粋した記事「Berkshire Hathaway: Apple, Bank of America, and Verisign Sales Offset by Alphabet and Chubb Buys」をモーニングスター・ジャパンが翻訳したものです。原文と相違がある場合には、原文が優先されます。

※ 株式の参考リンク先はクラス株がある場合は、必ずしもバークシャーが購入したクラスと一致しない可能性があります。

<モーニングスターによる主要指標>

  • 適正価値推計値:765,000ドル
  • モーニングスター・レーティング:★★★(中立)
  • エコノミック・モート・レーティング:「狭い(Narrow)」
  • 不確実性レーティング:「低い(Low)」

編集者注記: 本分析は、モーニングスター・株式・リサーチによる株式レポートとして最初に発表されました。

著者はこの記事で言及されたいかなる有価証券も保有していません。詳細はこちらをご覧ください: モーニングスターの編集方針