今後数十年は保有し続けたい、長期投資に向いた米国株5選

ただし、「バイ&ホールド」で放置せず、買ったら「継続的に管理」する必要がある

5 Long-Term Stocks to Buy Now and Hold for Decades
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ポッドキャスト『The Morning Filter』の今回のエピソード(後半):後半では、共同ホストのデイブ・セケラ とスーザン・ズビンスキーが、今後数十年保有し続けたい長期投資に向いた株式をピックアップして解説している。

デイブへの質問は、以下のアドレスまでお送りください:themorningfilter@morningstar.com

<今後数十年は持っていたい、長期投資に向いた米国株式>

20年、30年前の上位企業で今も同じポジションを占めているのは?

ズビンスキー:後半は「今週の質問」からの議論です。今回の質問は、「数十年にわたって保有し続けられる、質の高い複利効果のある株式をいくつか教えていただけますか?」というものです。実は数週間前にデイブとプレストンが行ったウェビナー中に寄せられた質問のひとつですが、『The Morning Filter』の視聴者にとっても興味深いだろうと考えて採用しました。

セケラ:投資家として、「buying and holding」という話を聞く際には、非常に注意が必要だと思います。私が思うに、単に「買い持ち」するのではなく、「買って管理(buy and manage)」すべきです。株式を購入したらそれで終わり、放置しておけばいい、というわけではありません。その後は、保有している企業を継続的に見守り、価格やバリュエーションの変化に応じてポジションを調整していく必要があります。

特定の投資見解に基づいて株式を購入した後は、その見解が実現しつつあるのか、あるいは時間の経過とともにその投資見解を変えるような要因がないか、継続的に監視すべきです。市場は常に変動し、バリュエーションも変化しています。株価が適正な価値からどれだけ乖離しているかに応じて、下落しすぎた場合にはいつでも追加購入することができます。

反対に株価が上昇しすぎた場合は、利益確定のために、ポジションの一部を売却することができます。もちろん、投資先企業の業界動向を注視し、それが長期的に見て保有企業の業績に影響を与えるような要因がないことを確認する必要があります。

ズビンスキー:デイブ、先週オフィスで私に話してくれた、過去20年、30年の間に、当時の多くの投資家が「数十年間保有すべき」あるいは「永久に保有すべき」株式だと考えていた企業についての調査結果を、視聴者の皆様と共有してください。それらの企業は現在どうなっているのでしょうか?

セケラ:その調査は、20年前と30年前の時価総額上位20社を抽出し、現在と比較したものです。20年前、30年前の時価総額トップ企業のうち現在も上位に入っている企業があるのか、何社残っているのかを調べました。30年前には誰もが盤石だと思っていた企業の多くが、現在はそうではないという結果は、実に興味深いものでした。

特に印象に残ったのは、General Electricです。かつては四半期ごとに好業績を上げていましたが、2007年から2008年にかけての金融危機で大暴落しました。その子会社であるGE Capital(GECC)は、AAA格付けの企業でしたが、金融危機の最中には多くの人が破綻するだろうと考えていたことを覚えています。その後同社は、多くの思惑に翻弄されて紆余曲折や分裂を経験してきました。

かつては時価総額上位を占めていた多数のタバコ会社も、今では一つもトップ20にも入っていません。また、当時の大手製薬会社であるMerck(MRK)やPfizer(PFE)などの大手製薬会社も、特許切れとなった既存薬の穴を埋める大型新薬を打ち出すことができず、かつてほどの存在感を示せなくなりました。

最後に、Intel(INTC)ですが、考えてみれば、20年、30年前は半導体セクターの王者でした。しかしここ数年で、NVIDIA(NVDA)、Broadcom(AVGO)、AMD(AMD)といった企業群に比べ、テクノロジーサイクルで遅れをとっているようです。もう1社、Wells Fagoは確かにこの1年で大きく回復しましたが、現在の時価総額トップ20には程遠い状況です。

ズビンスキー:それでも過去20年、30年間、実際に生き残った企業もいくつかあります。それらはどのような企業ですか。それらの中に、投資家が今後数十年にわたって保有し続けることができる企業があるでしょうか。

セケラ:過去20年、30年の時価総額上位20社を見ると、現在も上位20社に残っているのはわずか4社です。それらは、Microsoft(MSFT)、Walmart(WMT)、Exxon(XOM)、Johnson & Johnson(JNJ)です。どれも非常に優良な企業であり、多くの人々のポートフォリオで中核となり得る株式です。現在の株価水準をみると、そのうちいくつかは依然として魅力的ですが、一方で割高なものもあります。

例えば、Microsoftですが、私たちはこれまで何度も話題にしてきました。なぜ私たちがこれほど割安だと考えているのか、繰り返し説明してきました。5つ星(非常に割安)評価であり、株価は30%も割安な水準にあり、エコノミック・モート・レーティングは「広い(Wide)」を持つ企業です。実際、非常に強い競争優位性があり、見通しに対する不確実性レーティングも「中程度(Medium)」です。この株式は、バリュエーションの観点から見て、現在も依然として魅力があると私たちは考えています。

Exxonは、もちろん、過去1年間、特にここ1か月ほどで、他の石油セクター企業と同様に株価が大幅に上昇しました。現在、同社の株価はわずか3%のディスカウント水準にあり、これは当社の株式レーティングで3つ星(中立)評価範囲の中間付近に相当します。同社も「広い(Wide)」評価のエコノミック・モートを有しています。長年にわたり、石油大手の中でわれわれが最も推奨してきた株式ですが、現時点では、購入する際には、もう少し大きな安全マージンがある機会を待つべきだと思います。ただし、ポートフォリオに石油セクターへのエクスポージャーが必要だとお考えなら、今日その銘柄を購入することに対して、私はあえて反対はしません。

しかし、残りの2社については、長期的な本質的価値を考慮すると、現在過大評価されていると考えています。Johnson & Johnsonは株式レーティングで1つ星(非常に割高)であり、23%割高な状態です。エコノミック・モートでは「広い(Wide)」評価であり、不確実性レーティングも「低い(Low)」、そしてファンダメンタルズも非常に魅力的な特性を多く備えている企業ですが、現在は株価が上昇しすぎていると私たちは考えています。

最後に、Walmartです。これもまたエコノミック・モートで「広い(Wide)」評価を獲得しており、不確実性レーティングは「中程度(Medium))」です。ファンダメンタルズ面でも、ここ数年非常に好調です。しかし、現在の株価は、われわれの適正価値推計値の2倍に達しており、2026年の予想収益の43倍で取引されています。株式レーティングは1つ星(非常に割高)な状態です。個人的には、Walmartは今日購入するべき水準ではなく、むしろ利益確定を検討する局面ではないかと考えています。

おすすめの長期保有向け企業を紹介!

Microsoft(MSFT):★★★★★

ズビンスキー:それでは、デイブの注目株式紹介の時間です。株式を何十年も保有し続けるというのは、口で言うほど簡単ではないと承知しています。それでもデイブは、長期保有に適した5つの企業を選んでくれました。これらの企業の株式はすべて、現在株価が魅力的な水準にあると考えられます。最初の銘柄は、誰も驚かないでしょう。 これは、デイブがとても気に入っている「フォーエバー」株式の一つ、Microsoftです。改めて数字を確認してみましょう。

セケラ:The Morning Filter』の視聴者の皆さんは、私のMicrosoftについての話は聞き飽きていることでしょう。ですから、何らかのファンダメンタルズの変化が本当に起こるまで、Microsoftはしばらくの間買い推奨として、話題として取り上げるのはこれが最後だとお約束します。

とはいえ繰り返しますが、これは5つ星(非常に割安)レーティングの株式であり、適正価値に対して30%のディスカウントで取引されています。 当社は、Microsoftを「中程度」の不確実性と「広い(Wide)」エコノミック・モート」を持つと評価しています。「エコノミック・モート」は5つの堀(モート)の要素で評価されますが、そのうち3つ、具体的にはネットワーク効果、スイッチング・コスト、そしてコスト優位性で優れた競争力があります。

将来AIがどのように展開しようとも、Microsoftは時間の経過とともに自然と相互にバランスを取れる事業ポートフォリオを持っていると私は考えています。極端な例を挙げてみましょう。もしもAIが普及し、企業のソフトウェア事業の大部分が消滅したならば?そうなれば、クラウドホスティング事業のAzureやAI事業のCopilotは、現在私たちが予測しているよりもはるかに大きな成長を遂げるでしょう。それらが、ソフトウェア部門の損失を自然に相殺するわけです。

逆に、AIが期待外れに終わり、現在誰もが期待しているような成果を上げなかったとすると?その場合、Azure事業もCopilotも成長は鈍化するでしょう。そうなった時は、ソフトウェア部門における従来の事業ラインが引き続き収益を上げるはずです。私は、Microsoftの製品ポートフォリオに備わっている、このような自然な事業バランスを非常に高く評価しています。

ズビンスキー:確かにMicrosoftは30年前とは大きく様変わりした企業であり、経営陣が変化にうまく適応してきたことは証明されています。今後20年、30年――願わくば――Microsoftが魅力的な地位を維持し続けると考える根拠は何ですか?

セケラ:まさ今指摘された点だと思います。Microsoftの特徴は、既存の成功した製品に安住することなく、常に進化し続けていることです。莫大な収益を上げているため、設備投資に巨額を投入し、事業の継続的な成長を実現し、テクノロジーの進化に合わせて事業を拡大し続けています。

モーニングスターはMicrosoftの不確実性レーティングを「中程度(Medium)」としていますが、その理由の一つがこの点にあります。Microsoftは時間をかけて本当の意味で進化し続けてきました。それが(どう進化するか分からない)不確実性として評価されているのです。これは、他の多くのハイテク企業では必ずしも見られない特徴です。特に、単一事業分野に特化した企業、つまり多様な事業ポートフォリオを持たない企業には無い特徴です。

Berkshire Hathaway(BRK.B):★★★★

ズビンスキー:事業ポートフォリオの話が出たところで、次に挙げるのはBerkshire Hathaway(BRK.B)ですね。まず、モーニングスターの主要指標を教えてください。

セケラ:Berkshire Hathawayの株価は現在、7%のディスカウントで取引されています。不確実性レーティングは「低い(Low)」、株式レーティングは4つ星(割安)です。現在は配当を行っていませんが、今後どうなるかは見ていきましょう。コスト優位性と無形資産に基づき、エコノミック・モートは「狭い(Narrow)」評価を付与しています。

ズビンスキー:デイブ、ウォーレン・バフェット氏が舵を手放したBerkshireが、なぜ持続可能な企業であり、依然として長期保有に適した株式になると考えられるのでしょうか?

セケラ:モーニングスターのエクイティ・アナリストチームは、今後もBerkshireがウォーレン・バフェット氏時代と同じ経営スタイルを踏襲し続けるとある程度確信しています。Berkshireを検討する際には、単に特定の企業の株式を購入するのではなく、実際には既存のポートフォリオの持分を購入しているのだということを理解しておく必要があります。 先週末、この株式を担当する当社エクイティ・アナリストのグレッグ・ウォーレンに、そのポートフォリオが具体的にどのようなものなのかを詳しく聞きました。

現在、Berkshireは巨額の現金を保有しています。ポートフォリオの34%が現金で、上場株式への投資が28%、非上場企業への投資や保有が38%を占めています。私がBerkshireの株式を割安で魅力的だと評価する理由の一つは、企業価値の全体像の中で事業の3分の1をキャッシュが占めていることです。事業リスクなしで額面通りの価値が保証されているため、実質的な事業部分をさらに割安に買える点にあります。

Berkshireの公開株式部分は、市場で現在その株式が取引されている価格に基づく評価額に基づきます。例えば、その公開株式ポートフォリオでは18%をApple(AAPL)、14%をAmerican Express(AXP)に投資しています。つまり、これらの企業を割安で購入しているとも言えます。

さらによく考えてみると、真のバリューは非上場企業への投資部分にあり、それを割安に購入していると考えられます。現金を額面通りで評価し、上場株式を市場価格で評価したとすると、非上場株式や非上場企業への投資部分を、現在の帳簿価格に比べて約20%割安で購入していることになります。

ズビンスキー:わかりました。バークシャーの年次総会が数週間後に迫っていますので、そこで何かニュースがあれば、改めて取り上げるかもしれません。

McCormick(MKC):★★★★

ズビンスキー:では、次はMcCormick(MKC)ですね。この株式の主要指標についてお願いします。

セケラ:McCormickの株価は適正価値推計値に対して16%のディスカウントで取引されており、株式レーティングで4つ星(割安)の評価領域にあります。配当利回りは3.6%と良好です。モーニングスターは不確実性レーティングを「中程度(Medium)」、エコノミック・モートを「広い(Wide)」と評価しており、そのモート評価はコスト優位性と無形資産に基づいています。

ズビンスキー:McCormickは、Unilever(UL)の食品事業を買収・統合する計画があり、おそらく2027年に実施されるでしょう。それを踏まえて、他のディフェンシブ株式と比較すると、なぜこのMcCormickが長期保有に適しているのでしょうか?

セケラ:私は、McCormickのエコノミック・モートが特に魅力的だと考えています。世界のスパイス市場において先頭を走る企業です。実際、市場シェアは約20%を占め、これは第2位の企業の約4倍に当たります。これほどの市場シェアを持つことで、非常に強固な競争優位性を築いています。

事業内容を見ると、約60%が消費者への直接販売、残りの40%がレストラン、食品メーカーなどの法人顧客向け販売です。このバランスも良いと思います。自宅で食事をする機会が増える状況では、その需要を確実に捉えることができるし、一方で、好景気で外食の機会が増える場合も、人々の食習慣の変化や、各国で時間とともに変わる食生活に応じて、的確に変化を捉えることができるはずです。

今回の買収については、モーニングスターでMcCormickを担当しているエクイティ・アナリストのエリンは、McCormickの総合戦略としては理にかなっていると考えています。買収によって規模と流通網が拡大し、競争優位性はさらに堅固になるでしょう。McCormickは、すでに持っている強固な事業ポートフォリオに、さらにいくつかの優良ブランドを獲得して加えることができるのです。

S&P Global(SPGI):★★★★★

ズビンスキー:わかりました。次はS&P Global(SPGI)ですね。同社の主要指標について説明してください。

セケラ:S&P株は適正価値推計値に対して22%のディスカウントで取引されており、不確実性レーティングは「低い(Low)」、株式レーティングでは5つ星(非常に割安)の評価範囲に入っています。配当利回りはそれほど高くなく、1%を少し下回る程度です。 エコノミック・モート・レーティングは、「広い(Wide)」を獲得しています。実際、モート評価の要素である5つの堀(モート)の源泉のうち3つ、つまりネットワーク効果、無形資産、スイッチング・コストでの評価が高く、非常に強固な競争優位性を備えていると考えています。

ズビンスキー:以前のポッドキャストでも取り上げましたが、S&Pの株式は今年、モーニングスターの適正価値に対して異例の割安水準で取引されています。これほど大幅なディスカウントが頻繁に見られることは滅多にありません。その理由と、なぜS&Pが長期保有に適しているとお考えなのか、改めて説明してくれますか。

セケラ:主に、AIが今後こうしたビジネスにどのような変革をもたらすか、あるいはもたらさないかという懸念から、S&Pはソフトウェアセクター全体と同様に下落したのだと思います。格付け機関として見れば、金融業界において最も堅固ないくつかの競争優位性を有している企業です。

主要な格付け機関2社と、それに次ぐ規模の1社があります。Moody’s(MCO)とS&P、そしてやや規模は小さいもののFitchが続いています。格付け業界への参入障壁は高く、規制の厳しい業界です。 新たな格付け機関として参入しようとする場合、数多くの厳しい規制のハードルを乗り越えなければなりません。過去数十年間において、こうした様々な規制の障壁を突破できた新規の格付け機関はごくわずかです。

新規発行の債券には、通常2つ、場合によっては3つの格付けが付与されます。時には1つだけのこともあれば、3つすべて付与される場合もありますが、社債市場や資産担保証券市場で4つの異なる格付けが付与された新規発行債券を見ることは滅多にありません。格付けの種類が多すぎれば、投資家にとって混乱を招くことになるでしょう。

S&Pのエコノミック・モートを支えているもう一つの要素は、機関投資家の存在です。多くの機関投資家は、ポートフォリオの契約書に、どの格付け機関を利用できるかを明記しています。彼らは徐々に、どの格付け機関でも利用できるように契約書を変更しつつあるようですが、他のあらゆることと同様に、変更には時間と多額の費用がかかります。

また、S&Pの他の事業、例えば指数提供も非常に強力な競争優位性があると言えるでしょう。おそらく格付事業ほど「広い(wide)」堀ではないかもしれませんが、堅固な参入障壁に守られており、それを取り除くのは非常に難しいと思います。人々が市場について語る上で、ごく当たり前のようにS&P 500やDow Jonesの名前が上がります。また、多くの機関投資家がS&Pの指数をベンチマークとしており、よほどのことが無い限り、今更他の指数に変更することは考えられません。

Duke Energy(DUK):★★★

ズビンスキー:なるほど。では、最後の株式、Duke Energy(DUK)に移りましょう。主要指標について説明してください。

セケラ:Duke Energyの株式レーティングは3つ星(中立)、株価は適正価値推計値に対して2%だけディスカウントの水準にあります。3.3%の配当利回りですが、これは公益事業としてはかなり良好だと言えます。モーニングスターは、Duke Energyの不確実性レーティングを「低い(Low)」、エコノミック・モート・レーティングを「狭い(Narrow)」と評価しています。多くの規制対象企業は大規模でビジネス効率がよいため、少なくとも「狭い(Narrow)」エコノミック・モートがあると評価されています。

ズビンスキー:Duke Energyの株式は破格の割安水準とは言えませんが、それでも現在の株価なら長期保有するには良い銘柄だとお考えですね。その理由は何でしょうか?

セケラ:自分のポートフォリオに何を求めているか次第ですが、私は最低1社は公益株式を組み入れたいと考えています。ひとつには、誰にとっても配当利回りは魅力がありますし、公益事業という安定性も利点です。問題は、公益株よりいわゆる 「ストーリー株」の方が、現時点では割安に見えることです。

しかし、成長ストーリーが目を惹くような株式は、私が考える長期で「買い持ちして管理する」株式にふさわしい特性はありません。そうした企業は、今取り上げているDuke Energyよりも高いリスクが生じるでしょう。私がDukeを初めて注目企業として紹介したのは、おそらく2024年3月だったと思います。それ以来、S&P500を若干上回るパフォーマンスを示しており、配当を含めず株価だけで見てもアウトパフォームしています。

Duke Energyは、時価総額ベースで最大の規制対象公益企業です。この規制環境がDukeの強みだと思います。また、AIの影響が少ないと考えられることも、「買い持ち」あるいは「買って管理する」という視点から評価している点の一つです。Dukeは、他の多くの公益企業ほどAIの影響を受けず、AIのために生じるボラティリティが抑えられると考えています。

DukeはAIデータセンターが主に建設されている地域には進出していませんが、その一方で、人口動態が良い地域をベースとしています。事業の3分の1強はノースカロライナ、4分の1はフロリダ、12%はサウスカロライナに集中しています。これらの州には、人口が流入する自然な人口動態の成長が見られる地域が多数あるのです。

最後に、モーニングスターはDukeの長期的な利益成長率を、年率5%~7%と予想しています。これをベースに当社のモデルで算出した適正価値推計値は131ドルとなっています。

ズビンスキー:デイブ、時間を割いてくれてどうもありがとう。ここで取り上げた株式についてさらに詳しい情報は、Morningstar.comをご覧ください。

※ 番組の前半は以下をご覧ください

毎週月曜日、東部時間午前9時、中部時間午前8時からのポッドキャスト『The Morning Filter』をぜひご視聴ください。よろしければ、このエピソードに「いいね」を押して、チャンネル登録をお願いします。◇

※ 本稿はモーニングスターのビデオ「5 Long-Term Stocks to Buy Now and Hold for Decades」の後半についてスクリプトをモーニングスター・ジャパンが翻訳したものです。原文と翻訳に相違がある場合は、原文が優先されます。

※ 本稿は、情報提供のみを目的としており、特定の金融商品、銘柄などを推奨するものではありません。投資における判断は、ご自身の投資目的、投資期間、資金性格、投資への姿勢などを勘案して、ご自身の責任において慎重に行ってください。

著者はこの記事で言及されたいかなる有価証券も保有していません。詳細はこちらをご覧ください: モーニングスターの編集方針