スーザン・ズビンスキー:こんにちは。『The Morning Filter』 ポッドキャストの共同ホスト、スーザン・ズビンスキーです。
Berkshire Hathaway(BRK.A 、BRK.B)は、このほどAlphabet(GOOGL)について43億ドルのポジションを取ったことを明らかにしました。この投資は、Berkshire Hathawayに注目している多くの関係者は驚いたことでしょう。 何と言っても、バフェット氏はこれまでテクノロジー企業への投資をあまり行ってこなかったからです。
バフェット氏は主要保有銘柄であるApple(AAPL)について、「テクノロジー株というより消費関連株と考えている」と述べています。しかし、Alphabetが現在Berkshireの保有株式トップ10に入っているのですから、バフェット氏がこの投資に承認を与えた可能性は極めて高いでしょう。
さて、Alphabetがバフェット氏が言うところのBerkshireの「永遠の株式」となるかどうかは、今後の見どころです。
では、どのような株式が「永遠の株式」にふさわしいのでしょうか。バフェット氏によれば、永遠の株式は中核事業で非常に成功しているため、彼に安心感を与えると言います。さらに、これらの株式が提供する製品やサービスは「旅する」性質、つまり世界的なブランドとなる特色を持ち、私たちが生きる世界に欠くことのできない製品・サービスを提供しています。
ここで、バフェット氏が「Berkshireが永久に保有し続ける」と述べている3銘柄について説明します。おそらく、彼が今年末をもって最高経営責任者を辞した後も長期にわたって保有されると考えられる企業です。投資家は、これらの株式をウォッチリストに追加し、当社の適正価値推計値(フェアバリュー)を下回った際に保有するかどうかを検討できるでしょう。
永久に買い持ちすべきウォーレン・バフェット株式3選
Berkshire Hathawayのポートフォリオにおける最初の永久保有企業はCoca-Colaです。BerkshireはCoca-Colaの発行済み株式の約9%を保有しています。Coca-Colaはウォーレン・バフェット氏の典型的なお気に入りの投資対象企業です。
世界的に最も有名な飲料メーカーであるCoca-Colaは、歴史あるブランド、離れることのない堅固な顧客基盤、そして大きなコスト優位性などを持つ事業によって、頑丈な城壁のような競争優位性、つまりエコノミック・モートを築いてきました。
同社は炭酸飲料・ソフトドリンク市場を支配しており、その結果、予測可能なキャッシュフローを生み出し続けています。 また、Coca-Colaの経営陣は、経済的な不確実性に耐えうる健全なバランスシートを維持し、売上高の成長に寄与する賢明な投資を行うという点で卓越した成果を上げています。同社はまた、自社株買いや配当を通じて、一貫して株主への還元を行ってきました。モーニングスターは、Coca-Colaの適正価値推計値(フェアバリュー)は74ドル相当であると考えています。
モーニングスターのCoca-Colaに関するレポート全文(英語)はこちらからご覧ください。
Berkshire Hathawayが永久に保有する計画である2つ目の株式は、American Expressです。Berkshire Hathawayは同社の株式の20%以上を保有しています。
American Expressは、クローズドループ・ネットワーク(顧客を囲い込むビジネス展開)によって、広範なエコノミック・モートを築き上げています。クレジットカードの発行、決済ネットワークの運営、そして加盟店との直接的な関係を維持しているため、1回のクレジットカード決済から得られる経済的利益の全てを享受することが可能です。その結果、同社は競合他社に比べて純金利収入への依存度が低くなっています。
アメリカにおける中型・小型企業との緊密なつながりは、他社から羨望の的となるほどの地位を維持しており、これが同社の強固な財務基盤を確固たるものにしています。
モーニングスターのAmerican Expressに関するレポート全文はこちらからご覧ください。
Berkshire Hathawayの公開ポートフォリオにおける最後の永久保有銘柄は、Occidental Petroleumです。Berkshireは同社の発行済み株式の26%以上を保有しています。
Occidental Petroleumは世界有数の独立系石油・ガス生産企業の一つです。 モーニングスター社は、主に2019年のAnadarko Petroleum買収が高額であったことから、Occidental Petroleumにエコノミック・モート(競争優位性)は存在しないと見ています。しかし、同社の経営陣はバランスシートのレバレッジ削減を進めており、モーニングスターは、同社の財務状況がここ数年で最も良好な状態に改善していると考えています。
Occidental社がOxyChem社をBerkshire Hathawayに売却したことは、さらなるレバレッジ削減に寄与するでしょう。同社の株式はモーニングスターの適正価値推計値では、1株あたり64ドルとなっています。◇
モーニングスターのOccidental Petroleumに関するレポート全文はこちらからご覧ください。
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※ モーニングスターのエクイティ・リサーチ ディレクター、ジョシュ・アギラールならびにアナリストのマイケル・ミラー、ダン・スーが、本セグメントの調査を担当しました。
スーザン・ズビンスキーによる「このホリデーシーズンに買いを検討すべきトップ3株式」の詳細はこちらをご覧ください。
