今回のモーニング・フィルター・ポッドキャストでは、モーニングスターのスーザン・ジウビンスキーと デービッド・セケラが先週の雇用統計を分析し、今週注目すべき経済・決算報告ベースについて語り、セケラが「ハリケーンの目」と呼ぶ株式相場の時期に投資家がポートフォリオについてどう考えるべきかを解説します。
さらに、市場が落ち着いている間に買いたい/売りたい注目株式を紹介。Dollar GeneralDG、Dollar TreeDLTR、CroudstrikeCRWDが決算後に魅力的な投資候補であるかどうかなどを語ります。
<今回の話題は>
- 雇用とインフレが市場に与える影響
- 今、株式をアンダーウェイトすべきか?
- 見過ごされている夏の投資候補
- 嵐が来る前に買い/売り候補となる株式
スーザン・ズビンスキー:こんにちは、The Morning Filterへようこそ。モーニングスターのスーザン・ズビンスキーです。
毎週、モーニングスターのチーフ米国マーケットストラテジスト、デイブ・セケラと私は、投資家が今週注目すべきもの、モーニングスターの新しいリサーチ、そしていくつかの株式投資へのアイデアについて話します。
さて、デイブ。来週の話題に入る前に、雇用統計について少し話しましょう。先週発表された多くの雇用関連の数字。私たちのために、それらが何を意味しているのかを分かりやすく解説してください。
デイブ・セケラ:こんにちは、スーザン。もう6月9日ですね。もう今年も半ば近くまで来たとは、早い物です。さて、気持ちの良い夏の1日が始まったところで、さっそく始めましょう。おそらく先週発表された最も重要な数字は、金曜日に公表された賃金や雇用に関する統計でしょう。
さて、予想より良い結果が出ましたが、4月よりも減速気味です。4月の数字は下方修正されていました。実際、4月と3月について、合計で9万5000人下方修正されました。私の考えでは、これは単に経済成長率が鈍化していることを示しているだけです。なぜ市場が金曜日のように上昇したのか、正直なところ、私にはわかりません。さらに詳しく見ると、失業率は4.2%と予想と一致しました。平均時給は予想を上回り0.4%になりましたが、これは前回の0.2%から上昇しています。
したがって、2つの視点からこの状況を見ることができます。ひとつは、将来のインフレ率が高まる可能性があるという観点から、悲観的な評価をする人がいるかもしれないということです。しかし私としては、過去数年間の高インフレの後、家計の購買力を回復させる必要があるという観点から、これは良い数字だと見ています。
ですから、これは購買力をパンデミック以前の水準まで回復させるのに役立つと思います。さて、全体的には、パンデミック後の正常化が前進しているわけで、現在発表されている経済指標のほとんどは、基本的には無視しても構わないと思います。今後数か月、次の数四半期に起こるであろう様々な出来事を考えると、これらは依然として何かを意味しているというよりもノイズに過ぎないと思います。私は今、ピーター・リンチの言葉を思い出しています――『年に13分を経済に費やすと、そのうち10分は無駄な時間だ』といった意味の言葉です。我々は今、ちょうどそういう環境に居ると思います。
ズビンスキー:なるほど、あなたがそう考えているのに、あえて聞いてもいいですか?デイブ、今週はインフレということで、経済で何が起こっているのでしょうか?
セケラ:はい、今週はCPIとPPIが発表されます。皆さんが気になるのは、関税がインフレに影響を与え始めたのかどうかです。ここでコンセンサス予想の数字を見ると、ヘッドラインの前年比コンセンサスは2.3%で、これは先月の2.5%から低下しています。コアCPIの前年比のコンセンサスは2.8で、前回の2.9から低下しています。ですから、基本的には、予想よりも高い数字が出た場合、FRBが近い将来に金融緩和に踏み切れなくなるため、市場にとってマイナスになると思います。
しかし、それが予想を上回る結果になったとしても、あまり意味はないと思います。FRBは、今後数か月、あるいは数四半期にわたってデータが発表されるまで、政策金利を据え置くと思います。そうすると、やがて彼らはいずれの方向にせよ行動を取らざるを得なくなるでしょう。
さて、今週はもうひとつ、10年物と30年物の国債入札があると思います。味な話題なので、普段はこれらのイベントに気にしていません。しかし、先日の20年債入札が低調で、他の市場が少し下落したことを考えると、私は注目したいと思います。私は本当にそれほど心配していませんが、ただ、うまくいくのだということを確認したいだけです。
20年債の入札について考えると、実のところその債券の自然な買い手は居ないように思えます。ですから、20年債の入札が弱かったことは、必ずしも現時点での懸念事項ではありません。しかし、10年債や30年債の入札に何らかの問題あるとすれば、私はその点について考えを改める必要があるかもしれません。
注目株式、決算後の見方は?
ズビンスキー:さて、それでは決算の話に移りましょう。今週は、あなたが過去にピックアップした企業のうち数社が決算を発表しますね。まずはAdobe ADBEです。決算発表を目前に、まだ魅力的な企業と言えますか?また、どんなことを聞きたいですか?
セケラ:そうですね、Adobeに対して誰もが抱いている大きな疑問は、AIを活用して自社製品の価値を高めることができるのか、それともAIによって実質的に同社の製品が必要ではなくなるのか、ということです。この銘柄についての基本的な見方は、AIによってクリエイティブクラウドの必要性がなくなるというものです。しかし、我々はそうは思っていません。Adobeの新製品を見ると、人気が高まっているようです。AdobeにはAcrobat、AI Assistant、Firefly、GenStudioなどの製品があります。
具体的には、同社を担当しているモーニングスターのアナリスト、ダン・ロマノフは、Fireflyに注目しています。彼は、この製品によって、AdobeはAI分野で非常に有利な位置にあると考えています。実際Fireflyは、まだ収益化のごく初期の段階にあります。AIは年間1億2500万ドルのランレートで収益を生み出しており、Adobeは年末までにこれが倍増すると予想しています。つまり、4星の評価(モーニングスター株式レーティング)の株式が30%割安な状態です。Adobeは現在配当を支払っていませんが、かなり大規模な自社株買いの計画があります。ですから私たちは引き続き、Adobeは長期的にはAIの恩恵を受ける企業になると考えています。
ズビンスキー:なるほど、私もAIがAdobeのビジネスを駆逐しないことを願っています。というのも、私の息子は現在大学でグラフィックデザインを勉強しているので。もしそうなってしまったら、彼のキャリア選択にとって良い兆候とは言えないですから。
さて、ここで少し、過去に取り上げた企業について見てみましょう。これから取り上げるChewy CHWYも今週決算発表があると思いますが、あなたは過去にも同社をピックアップしています。株価は信じられないほど好調でした。年初来を見ただけでも40%以上上昇しています。決算発表を控えている今、以前あなたが選んだこの株式についてどうお考えですか?
セケラ:ええ、Chewyの話をしたのはずいぶん前のことですね。正直なところ、株価が適正価値近くまで上昇した後は、私自身の関心の対象ではなくなっていました。おっしゃる通り、2023年11月27日の「The Morning Filter」で、最初に「買い注目候補」として紹介しました。2024年6月10日にも、再度取り上げました。その間に、モーニングスターは同社株式の適正価値推計値(フェアバリュー推計)を何度か引き上げました。
しかし、株価を横目で眺めるだけでも、現在は適正価値推計値をはるかに上回って上昇していることが分かります。当時から見ると合計で138%上昇しているでしょう。ですから、私たちはChewyの大ファンではあるものの、現時点の株価ほど高く評価しているわけではありません。株価はあまりにも急激に上昇しすぎています。現在、同社の株式は48%のプレミアム(割高)で、モーニングスター株式レーティングで2つ星の評価となっています。
ズビンスキー:たしかに、それはかなり割高ですね。では、モーニングスターの新しい調査について話題を進めましょう。まず、先週の当コーナー取り上げた企業で、その後決算発表があった数社から行きましょう。まず、Dollar Tree DLTRとDollar General DGです。
Dollar Generalの株価は、決算発表後15%以上上昇しました。市場はこの決算報告のどこに、それほど好感したのでしょうか?モーニングスターはどう評価したのでしょうか?
セケラ:私たちは、実はかなり前から1ドルストア(100円ショップのようなもの)の話をしてきました。メモを見返したところ、これらの企業について本格的に話し始めたのは2024年の3月だったようです。当時、これらの企業の株価は2021年、2022年の過大評価された水準から下落していることに気がつきました。当時、これらの株式は実際にはモーニングスター株式レーティングで2つ星(割高)の評価でした。
当時話題に上げたのは、利益率の観点から、インフレが進んでも、自社のコスト上昇分を顧客に転嫁できなくなったため、両社ともますます圧力にさらされているということでした。両社の株価は、その期間の大半を通じて下落し続け、下落は2024年10月まで続きました。
そして、2024年10月14日の「The Morning Filter」で、初めてDollar Generalを注目株式として紹介しました。その時の判断は早すぎたでしょうか?おそらく、その通りでしょう。株価はその後もしばらく下落し続けました。しかし私の考えでは、以前に話した通り、実際に追加の投資をし始める良い機会だったのかもしれません。
私の考えでは、常に投資したいポジションの半分程度から始めるべきだと思います。株が下落した場合にドルコスト平均法で買い入れ額を下げられるよう、余裕をもって投資すべきです。今回のケースでは、まさにそれが起きました。最初に取り上げて以来、同社の株価は34%上昇しています。我々の仮説はうまくいっているようです。
モーニングスターのレポートによると、アナリストは、既存店売上高の増加に伴って、両社の利益が増加していることを強調していました。裁量項目の改善が見られ、それに伴い利益率も向上しています。また、当社のアナリストは、Dollar Generalの決算発表後、適正価値推計値を1桁台前半のパーセンテージで引き上げる予定だと述べています。
ズビンスキー:一方で、Dollar Treeの株価は決算後に下落したものの、翌日には反発しました。では、決算直後に投資家は何故不安になったのでしょうか?また、モーニングスターはこの決算報告をどう評価しましたか?
セケラ:おそらく市場は、販売費や人件費の増加が営業利益率を押し下げたことに失望したのでしょう。しかし、私たちは今回の発表は、長期的な見通しを変更するほどのものではないと考えています。そのため、適正価値推計値は1株あたり100ドルに据え置きました。
ズビンスキー:では、Dollar GeneralとDollar Tree、両社が直面している関税リスクについてはどうでしょうか?詳しく説明していただけますか?
セケラ:ええ、それが私がDollar TreeよりもDollar Generalを好む理由の1つでもあります。直面している関税関連リスクについては、Dollar Treeの方がずっと高いでしょう。売上原価の約40%を輸入が占めており、当然ですが中国が主要な供給国です。一方、Dollar Generalの場合は、輸入が占めているのはその半分、20%に過ぎません。
ズビンスキー:では、Dollar TreeとDollar Generalのどちらが、今日は買い候補として注目すべきでしょう?
セケラ:もう少し様子を見るべきだと思います。つまり、両社とも現在、株式レーティングは3つ星の評価ですが、Dollar Generalは決算発表後に急騰しました。ただ、モーニングスターの担当アナリストは、彼女が適正価値推計値を引き上げる予定だと指摘しましたから、その発表がいつになるのか、彼女がどれだけ引き上げるのか、そして最終的に4つ星(割安)の領域に戻るかどうかを見守りたいと思います。
ズビンスキー:わかりました。さて次に取り上げるのは、先週決算発表があったCrowdStrike CRWDです。そして先週あなたは、CrowdStrikeは決算後にOktaのような動きをする可能性があることを示唆しました。その通りになりましたね。では、何が起こったのか説明してください。
セケラ:ええ、それは本当にバリュエーションの問題で、必ずしもパフォーマンスの問題ではありません。これは、株価が行き過ぎたと私たちが考えたケースの1つにすぎません。業績そのものは堅調でした。ただ、市場で極めて高値で取引されていたため、投資家がガッカリしたのだと思います。どちらの企業も、株価が高すぎたという点では、全く同じ状況でした。市場は少し失望し、両社の株式は売られました。
CrowdStrikeの場合、株価は決算発表後すぐに下落しました。しかし、その後、金曜日にはその下落の一部を戻しました。しかし、先週の金曜日は市場全体が上昇していたので、この動きだけから意味を読み取ることは困難です。すべての銘柄が緑色(上昇)でしたから、同社の立場では、必ずしも大きな安堵の息をつけたとは思いません。
ズビンスキー:では、確認しますが、CrowdStrikeは現在は過大評価されており、買い注目ではない、ということですか?
セケラ:その通りです。つまり、40%のプレミアム(割高)で取引されており、株式レーティングでは2つ星の評価です。ですから、まだ適正価値推計値をはるかに上回っています。
ズビンスキー:次にFMC(FMC)について話しましょう。モーニングスターの株式アナリスト、セス・ゴールドスタインは先週、同社に関する新しいメモを発表し、現在の価格で同社の株式が買い注目であると考える理由を説明しました。また、数週間前には、視聴者からFMCについてのメールが来ていました。同社に対するセスの見解や、モーニングスターが市場に織り込まれていないとモーニングスターが考える点にういての説明を取り上げる良い機会だと思います。
セケラ:ええ、では、初めて視聴されている方のために、ここで少し背景を説明させてください。FMCの利益は、在庫調整によって、2023年から2024年を通して減少しました。2022年には配送の混乱やボトルネックが多発したせいで、多くの消費者が商品を確保したくて、過剰に注文しました。ですから、その後の2年間、抱えていた過剰在庫の整理を進めたことが、同社の売り上げ高に大きな打撃を与えたわけです。マイナスの営業利益が、のしかかってきたのです。
最近では、経営陣は、2025年前半を通じて販売量を削減し続けることを決定しました。在庫と売上高のバランスを正常化するためですが、それが短期的には株価にさらに下方圧力をかけることになりました。正直なところ、これは我々がかなり長い間、見方を間違っていた銘柄です。よい結果が出るまでに、我々が予想していたよりもはるかに時間がかかっていますが、同社を担当しているアナリストのセス・ゴールドスタインは、まだバリュエーションについての見解を変えていません。その観点から、同社の株価は55%割安で取引されており、株式レーティングで5つ星評価の領域にあります。
ですから、もちろん問題は、「私たちは今どこにいるのか?」ということです。5月15日に同社は投資家向け電話会議を開催して、第2四半期および通期の業績予想は順調に達成できる見込みだと述べました。これは市場に安心感をもたらすでしょう。
モーニングスターの予測では、在庫調整は今年の上半期中に終了する見込んでいます。もしこの予測が正しければ、売上高は今年の下半期には、正常化に向かうはずです。そうなれば、第3四半期と第4四半期には業績は改善するでしょう。そして、2026年に目を向けると、そこから2桁成長という利益基盤に戻ると期待しています。
ズビンスキー:ところで先週あなたは、Scotts Miracle-Gro(SMG)を取り上げました。たしか、同社が投資家向けカンファレンスに登場するので、何か良いニュースが出ることを期待しているとおっしゃっていました。先週、株価はかなり好調だったので、きっと良いニュースがあったに違いないと思います。デイブ、あなたの選んだ株式はどんなふうでしたか?
セケラ:ええ、ご承知の通り、私たちの予測が常に正しいわけではありませんが、実際に今回はかなりうまくいきました。そのため、経営陣は、投資家向けプレゼンテーションを行う前に、最新の資料を提供しました。その資料によると、2027年までの営業利益率の拡大や、コンセンサスを上回る調整後1株当たり利益など、かなりポジティブな3年間の見通しが示されています。
今のところ、これは我々の予想通りの結果であり、長期的な価値評価として、適正価値推計値は90ドルを維持しました。この株式は、先週月曜日に初めて話題にしてから12%上昇しており、依然として上昇する余地があると考えています。
同社は、エコノミック・モート・レーティングで「狭い(Narrow)」の評価を得ており、株式レーティングでは4つ星、26%割安に取引されていて、4%の配当利回りがあります。ただし、基本素材セクターであるため、不確実性については「高い(High)」という評価になっています。
バリュエーションから見る株式ポートフォリオ、どう調整する?
ズビンスキー:わかりました。ところであなたは先週、最新の株式市場の見通しを発表しましたね(詳しく知りたい方は、記事の最後にその見通しへのリンクがあるので参考にしてください)。その発表に基づいて、あなたのコメントを伺いたいと思います。バリュエーションの観点から、市場はどのような見方をしているのでしょうか?
セケラ:私の最新の市場展望のタイトルは「嵐は過ぎ去ったのか?」ですが、これは正直なところ私の心中にある修辞的な質問です。
5月に発表した前回の見通しでは、株式市場が落ち着きを見せはじめていると指摘しました。市場は、私たちがまだ直面していないリスクの高まりについてますます楽観的になってききており、その落ち着きがここ1か月の株価上昇を可能にしました。
しかし私は、これは本当に一つの嵐が過ぎ去ったのでは無く、むしろ台風の目の中にいるようなものではないかと思っています。先週の上昇に続いて、市場は現在、適正価値からわずか2%の割安で取引されています。
私の考えでは、それは今日、新規資金を市場に投入するのに十分なほどの安全域にはないと思います、今後数か月、次の数四半期にわたって乗り越えなければならない可能性のある様々なリスクを考慮すると、なおさらのことです。個人的には、もっと大きな余裕をもって臨める状況が望ましいと思っています。
ズビンスキー:では、バリュエーションを考えると、安全と言える余裕はほとんど無いということですね。そして、投資家は依然として株式のマーケット・ウェイト相当のポジションを維持している、とおっしゃっているのでしょうか。そしてこの「マーケット・ウェイト相当」という言葉の意味を説明してもらえますか?
セケラ:ええ、確かに2%程度の割安では、私たちが抱えているリスクに対して十分な安全マージンではありません。しかし、市場の短期的な変動を耐えることができる長期投資家には、引き続き「マーケット・ウェイト」を推奨するつもりです。
では、その「マーケット・ウェイト」とはどういう意味なのでしょうか?私が言いたいのは、ポートフォリオの何%を株式に割り当てているかに関係なく、その目標とする配分比率を維持するべきだということです。たとえば、いわゆる60-40ポートフォリオ、つまり資産の60%を株式、40%を債券に割り当てているならば、株式を60%にごく近い配分に維持したいはずです。
もちろん、資産配分比率は投資家のタイプや、リスク許容度、想定する投資期間、どの程度キャッシュフローが必要かなど、さまざまな要素によって決まります。したがって、ポートフォリオをどのように構成するかについては、各自の見解を持つ必要があります。しかし、そのポートフォリオの中では、株式への配分比率は、今のところほぼ目標に近いものになるでしょう。
ズビンスキー:さて、あなたがおっしゃったように、あなたのレポートでは、市場の嵐はまだ過ぎ去ったわけではなく、投資家は油断するべきではないと示唆しています。この点についてもう少し詳しく教えてください。
セケラ:ええ、2005年の初めから4月初めにかけて市場を下落させたリスクを見ると、それらのリスクはすべて、今も存在していると思います。リスクの主因である関税と貿易についての交渉は、今後数か月間は続くと見られます。
経済成長率は依然として鈍化しています。収益を見ると、比較的最近読んだFactSetの記事で、アナリストが第2四半期の収益予想を例年よりも引き下げていることがわかりました。そのため、決算発表が始まると、市場が失望を募らせるかもしれません。債券市場は、米国でもそれ以外でもある程度のボラティリティがありました。現在は落ち着いていますが、依然としてリスクは残っています。
私は、FRBは今のところ、政策決定を方向付けるデータが出るまで、政策を一時停止しているのだと思います。残念ながら、地政学的なリスクを見ると、数か月前と比べると、状況は良くなっていません。そしてもちろん、最後に、インフレに関する大きな懸念があります。関税が適用されるとインフレはどうなるのか? どの程度インフレを押し上げるのか? そして、関税の適用は本当に一過性の問題だと人々は考えるのでしょうか? 短期的なインフレの波が押し寄せ、その後、目標水準である2%に戻るのでしょうか? それともインフレが進行するにつれて長期的なインフレ懸念が大きくなる可能性があり、その時点でFRBは確実に戦いたいと思うでしょう。
ズビンスキー:では、バリュエーションや不確実性を踏まえて、デイブさん、今後数か月または次の数四半期の株式市場の見通しについてどうお考えですか?
セケラ:誰にもわかりません。いや、上段抜きに分かりません。つまり、今後数か月の市場動向を正確に予測できる人は誰もいないということです。ただ、こうした様々のリスクを考慮すると、ネガティブなニュースが流れれば、ボラティリティが高まり、市場が下落する可能性が通常よりも高くなると思います。
ですから、リスクとリターンのトレードオフについて考えるとき、もし私の考えが正しく、株式市場が再び売圧力にさらされた場合、投資家としては、バリュエーションが十分割安だと示したなら、オーバーウェイトのポジションに戻れるようにしておいた方が良いでしょう。ちょうど 4月7日の「The Morning Filter」でオーバーウェイトポジションを示唆したとき同様です。
最悪のシナリオは、私がここで間違っていたとしても、その時点であなたがマーケット・ウェイトで株式を保有していれば、少なくともポートフォリオの株式に投資した部分で株式のリターンを得ることができます。ただ、現時点では市場が適正価値に非常に近いため、典型的な株主資本コストの以上の、大きな超過リターンを得る機会はあまり見込めないでしょう。だからこそ、私は今のところ基本配分の維持に満足していますが、それでもなお、市場に有難い下落が起きた場合、オーバーウェイトのポジションに戻って下落のメリットを享受できるような心構えをしておくことが重要だと思います。
ズビンスキー:では、株式ポートフォリオのマーケットウェイトのポジションの中で、今日、投資家はどのようにポジショニングすることを推奨していますか?
セケラ:そうですね、スタイル別では、適正価値推計値に対して約14%割安なバリュー株をオーバーウェイトすることを検討するのが良いでしょう。バリュー株はまた、市場が下落する局面でも、より持ちこたえる傾向があります。バリュー株は、バリュエーションがはるかに高く、配当利回りもずっと魅力的だと我々は見ています。いわゆるコアカテゴリーの株式は、現在市場のバリュエーションにかなり近いので、これはマーケット・ウェイトを維持でいいと思います。
そしてグロース株ですが、これは再び少し割高になりつつあり、11%割高で取引されています。ですから、私はバリュー株のオーバーウェイトを補うために、グロース株をアンダーウェイトにしたいと思います。そしてもちろん、市場に下振れ調整があれば、グロース株はさらに下落するでしょう。なぜなら、我々が見た数字によればグロース株のバリュエーションはあまりにも高すぎるからです。
次に時価総額別に簡単に見ておきましょう。大型株と中型株を見ると、私はそれらを若干アンダーウェイトし、その代わりに20%割安で取引されている小型株をオーバーウェイトします。
小型株については過去に何度か議論してきました。トレードの話ではありません。小型株は当面、ポートフォリオとして有効ではないかもしれません。確かに小型株はかなり過小評価されていますが、FRBがフェデラルファンド(FF)金利を引き下げる環境を見極める必要があります。市場が本当に小型株に投資したいと思い始めるためには、景気が底を打って、回復に向かう必要があります。今はまだそうした環境ではないと思います。おそらく今年の後半か来年の初めまでは、そうした環境は実現しないでしょう。
しかし、いざ環境が整ったときにはポジションを取るべきで、おそらく非常に早く効果が出ると思います。大型株から小型株への配分はそれほど多くなくても、小型株の動きをかなり早くとらえることができるでしょう。私が思うに、その動きが始まったときに、既に小型株をオーバーウェイトしていなければ、その機会を逃してしまう可能性があります。
ズビンスキー:わかりました。さて、ポッドキャストのリスナーと視聴者からの今週の質問の時間です。先週のエピソードにチャンネルを合わせた何人かの人々は、ペプシ(PEP)があなたの夏の買い注目株のリストに入らなかったことに驚いていました。確かにあなたのリストに入っていてもおかしくないように思えます。では、今日のペプシ株式についてどう思いますか、デイブ?
セケラ:ええ、見逃してしまったと思います――いや、冗談はさておき、我々はペプシをかなり長い間注目してきました。正直なところ、チャートを見て、その株が本当に下落するのを待ってから取り上げようと思っていました。そして、5月5日の「The Morning Filter」で初めてペプシを取り上げることになったのです。
現在、株式レーティングで5つ星の評価を得ており、23%の割安、4.3%の利回りとなっています。ペプシや他の多くの食品会社や飲料会社にとって現在難しいのは、食品・飲料事業の長期的なフリーキャッシュフローの創出にどれだけの影響が出るかを精確に見積もることです。そして、ブラウン・フォアマン(BF.A BF.B)の株を見ると、先週末に本当に大きな打撃を受けました。
CEOは、消費者がインフレの影響で財布の紐を締めており、アルコールの販売が圧力を受けているとコメントしていました。しかし同時に、GLP-1の減量薬や大麻の使用の増加がアルコール消費量を減らしているとも言っていました。ですから、ペプシのような食品会社にとって問題は、人々がGLP-1薬をベースとした減量薬の服用量と、服用期間の長さに応じて、ペプシの飲料やスナック菓子の長期的な需要にどの程度影響が出るのか、あるいはどれだけ減少するかということです。これは本当に大きな問題です。
そこで、先週、モーニングスターの消費財セクターのディレクターであるエリン・ラッシュと話しました。彼女の意見では、我々のモデルの長期的な前提、そしてGLP-1阻害薬服用者の潜在的な人数、ただし彼らはずっと薬を服用し続けるわけではないので、彼らが薬を数か月間服用することを考慮すると、ペプシのようなグローバル企業にとって、現時点で長期的な前提を変えるに足る話ではないとの見方でした。
モーニングスターのモデルを見ると、今後3年間の売上高は年平均で4%弱の成長を見込んでいます。一方、今後3年から5年間の利益成長率は7%弱の見込みです。私が思うに、これはかなり保守的な見通しでしょう。
ズビンスキー:では、関税問題でペプシは影響を受けますか?何か懸念はあるでしょうか?
セケラ:ちょうど週末にある記事を読みましたが、そこには何も見つかりませんでした。ですから、ペプシに対する関税の懸念については、今のところ特に思い当たることはありません。
(ここまで確認済)
ズビンスキー:さて、本日の「モーニングフィルター」の注目株式のコーナーです。今週の買い注目株式と売り注目株式について見ていきましょう。まずは売り注目株式です。売り注目に上げられた株式は、4月に市場が底値を付けた後で急激に上昇しており、今は割高に見えます。まず紹介するのはRobloxです。さて、この株はどれほど急騰し、どのくらい割高になっているのでしょうか?
セケラ:ええ、Robloxの勢いはすごいですね。底値から約87%上昇しているようです。現在我々の株式レーティングでは、1つ星評価です。適正価値推計値に対して113%割高で取引されています。ですから、繰り返しになりますが、勢いは非常に大きいものの、我々はちょっと行き過ぎていると見ています。モーニングスターのモデルをざっと見ると、同会は急激に成長しています。過去2年間で売上高は20%以上増加しました。今年の売上高成長率は23%と予測されています。
長期的な推計を見ると、今後5年間の年平均成長率は16%、つまり、基本的には、売上高は2024年の44億ドルから2029年には92億ドルに増加する見通しです。ただし、PEをバリュエーションの評価指標として使うのは現実的ではないと思います。GAAPベースの利益は現在マイナスで、プラスに転じるのは2028年以降でしょう。また、GAAPベースの営業利益率もプラスになるのは同じ時期だと予想しています。
本当に、これは「ストーリー株」であり、現在の株価を認めるには、長期的な成長のストーリーをまるごと信じる必要があります。しかし、このような企業ではご想像の通り、顧客離れが多くなりユーザーの入れ替わりが激しくなります。そのため、既存の顧客が高齢化し、プラットフォーム上でビデオゲームをプレイする回数が減るにつれて、毎年新規顧客を獲得する必要があります。
ですから、現在のゲーマーが年齢を重ねていくにつれて、彼らをプラットフォームに引き留め、喜んで課金するための様々な方法が登場するだろうと信じなければ、ここでの成長ストーリーは成り立たないでしょう。我々はその一部をモデル化していますが、現在の株価水準を正当化するには到底足りません。
ズビンスキー:ええ、当社の公正価値に対して3桁の割高ですからね。ほとんど目にしたことの無い数字で、それはあまりにも高すぎるということでしょう。
さて、次の売り注目株式はWingstopです。これも、恒常的に過大評価されているように見える株式です。この株式は市場底値からどれくらい上昇しましたか?そして、現在の評価額はどうなっていますか?
セケラ:これも、もうひとつの我々の適正価値推計値に対して3桁割高評価になっている株式です。適正価値推計値の111%で取引されており、株式レーティングは1つ星の領域にあります。最安値から69%ほど上昇したようです。この株式については過去にも番組で取り上げました。私はこの仕事をしていて、市場が常にレストラン業界の成長ストーリーに過大な評価をつける傾向があるのを何度も見てきました。レストランのコンセプトがまだ拡大段階にあるときはいつでも、市場は常にそれに対して過大評価をするようです。今回のケースではモデルを展開したところ、今後5年間の売上高の成長率は年平均で18%です。つまり、収益は2024年の6億2600万ドルから2029年には14億ドルに増加するということです。
これは、既存店舗の売上高の伸び予測と、今後5年間で毎年オープンする多くの新規フランチャイズ店の売上高の予測に基づいています。
既存店の売上高成長率は、4%から5%を見込んでいます。また、今後5年間のフランチャイズ店舗数の平均増加率は13%としています。つまり、総店舗数は2024年の2500店強から、2029年には4600店に増加することになります。同期間に、利益は20%成長する見込みです。株価は、2025年の利益予想である1株当たり405ドルの92倍で取引されています。将来見通しでも、2026年の利益予想である1株当たり522ドルの70倍です。さらに、すでにモデル化している成長要素をすべて織り込んで考えたとしても、2029年の予想収益の39倍です。繰り返しになりますが、今日その株を買うのであれば、本当に信じなければなりません。
ズビンスキー:そして、今週最後に取り上げる売り注目株はBroadcomです。良い企業なのに間違った株価がついているという典型的なケースのように見えます。では、この株は最近どれだけ上昇し、今日はどの程度過大評価されているのでしょうか?
セケラ:ええ、つまり、まさにその通りです。つまり、企業そのものやその業績に非の打ちどころはありません。我々の適正価値推計値を上回って取引されている点だけが問題なのです。株価は底値から58%上昇しています。つまり、同期間の広範な市場平均に比べてほぼ3倍上昇したということです。実のところ、決算発表の前には株価はそれよりもっと高かったのです。決算発表後に株価は5%下落しましたが、その時私の画面に映し出された他のすべてが緑色(プラス)だったことを考えると、短期的には必ずしも良い兆候ではないでしょう。しかし、金曜日に下落した後も、1株あたり225ドルという我々の適正価値推計値をはるかに上回って取引されています。
ズビンスキー:では、買い注目株式に話を移しましょう。今週は、市場が底値をつけて以降に、市場の動きに遅れをとっている株式ばかりで、モーニングスターはこれらの株式が魅力的だと考えています。それでは、買い注目株式リストの最初の株式、Bristol-Myers Squibbです。概要を教えてください。
セケラ:株式レーティングで4つ星評価の株式で、適正価値推計値より27%割安で取引されています。配当利回りは5.1%と健全な水準です。企業の競争力を示すモーニングスター・エコノミック・モート・レーティングは「広い(Wide)」ですが、不確実性レーティングは「中程度(Medium)」となっている企業です。
ズビンスキー:現在、Bristol-Myersの株価は今年に入って下落しており、パフォーマンスは他の製薬会社を下回っています。この状況の何でしょうか?また、なぜこの企業を好むのですか?
セケラ:ええ、Bristol-Myersは年初来で14%下落していますが、実はこの会社だけではありません、スーザン。同業他社を見るとMerckは21%、Pfizerは12%、Novo Nordiskは13%下落しています。この通り、ヘルスケアセクターの多くが下落しています。私が思うに、あるいは少なくとも週末にチェックした中で、最も良かったのは、Gilead Sciencesのようなバイオ医薬品の株式です。覚えていると思いますが、Gilead Sciencesは2024年5月にモーニングスターが買い注目として紹介した株式です。
ズビンスキー:Amgenも、今年に入ってからかなり好調ですね。
セケラ:様々な要因が重なった結果だと思います。最近では、トランプ政権が製薬業界に展開しようとしている最恵国待遇(医薬品価格の値下げを目的とする)がありました。R.F.ケネディ Jr.が保健福祉長官として何をするのかについてなど、未知数な部分が多いのも事実です。それでも、私たちの分析チームは、製薬株のリスクはおそらく過大評価されていると考えています。私たちが初めてBristol-Myers Squibbを取り上げたのは、2024年5月20日の「The Morning Filter」で、それ以来、株価はかなり長い間、非常に好調に推移しました。ここ数か月は、最高値から大幅に下落しましたが、最初に買い注目とした時から現在までに株価は12%上昇しており、その間に多額の配当金も支払われています。
Bristol-Myersは、今後5年間でかなり大きな「パテント・クリフ」(特許の崖:保有する特許の期限切れ)に直面します。ただ、既存製品の特許が切れて、他社のジェネリック医薬品が表れたとしても、そのプレッシャーを軽減するに足る新製品があると我々は考えています。売上高を予測する際には、その点を考慮に入れています。今後5年間で平均4%のランレートで減少すると予測していますが、市場は彼らが次世代の医薬品ラインアップにむけて取り組んでいる新規の医薬品を過小評価していると考えています。
そして、2024年の収益を見返すだけでなく、今後を見据える必要があると思います。2024年は、買収に伴う会計処理の影響で一時的に利益が減少しました。そのため、株価収益率や同社の利益を見る際には、2025年の予想収益も見るべきです。これは、Bristol-Myersの収益水準をより通常の状態で示すもので、会計処理の影響を受けた2024年よりもはるかに高くなっています。現在、同社の株式は2025年の予想収益のたった8倍、あるいはそれをわずかに下回る水準で取引されています。
ズビンスキー:では、2つ目の買い注目株式のNorthrop Grummanについて聞きましょう。まずこの企業の主要な指標をお願いします。
セケラ:はい、Northrop Grummanはモーニングスター・株式レーティングで4つ星の評価、株価は21%割安、配当利回りは私が望むほど高くはありませんが、それでも1.9%です。競争力を示すエコノミック・モート・レーティングは「広い(Wide)」を獲得しており、不確実性レーティングは「中程度(Medium)」の企業です。株価は4月8日に市場が底を打って以来、ほぼ横ばいです。
ズビンスキー:Northrop Grummanは、米国防総省の調達プロセス合理化によって恩恵を受ける可能性があるようですが、それがこの株式を魅力的だと判断する根拠でしょうか?
セケラ:ええ、それにはいくつかの異なる理由があります。さて、前回の決算発表後に株価が下落したことは強調しておかなければならないでしょう。この件について話し合ったときのメモを読み返してみました。売上高は前年比で7%減少しましたが、これは主にB-21爆撃機の開発が遅れたこと、いくつかの宇宙計画が縮小されて打撃を受けたこと、そしてB-21増産のために4億7700万ドルほどの追加費用を計上したことなどが原因です。ですから、私たちと市場の見方との違いは、2026年から2028年の間に、米国政府が予想よりも早く100機の爆撃機を納品され、さらにはその保有機数を増やすと予想している点です。
残念ながら、地政学的な状況の悪化に伴って、世界中で防衛費がずいぶん増加しています。欧州では、多くの国が防衛予算の規模を拡大しています。ここ米国も、防衛予算をさらに増額する見込みです。そのため、少なくとも当面は防衛関連企業全般にとって追い風が吹いていると思います。現在、防衛関連企業への投資を検討している投資家にとっては、魅力的な機会だと私は考えています。
ズビンスキー:そして、今週の最後にとりあげるのはREITで、Americoldです。まず指標の概要をお願いします。
セケラ:株価は年初来で20%下落しており、市場の回復にまったく追随していません。モーニングスター・株式レーティングは5つ星の評価で、株価は44%割安、配当利回り5.4%あります。現在、ほとんどのREITや不動産会社と同様に、エコノミック・モート・レーティングは設定していませんが、不確実性レーティングは「中程度(Medium)」です。
ズビンスキー:ご指摘の通り、Americoldの株価は、今年かなりひどい状況にあります。何が起こっているのでしょうか?そして、なぜ魅力があるのでしょうか?
セケラ:このREITは特化型のREITであり、ここでは独自の領域で運用していることを覚えておいてください。Americoldは米国で2番目に大きい温度管理倉庫の所有者であり運営会社だということを確認しておきましょう。不動産セクターのこの特定の部分を見ると、それは完全に寡占であるとは言えませんが、Americoldと彼らの最大のライバルであるLineage logisticsの2社で、北米の全保管容量の45%以上をコントロールしています。
ですから、この2社で十分なシェアを占有しており、長期的に倉庫の全容量と利益率をコントロールできる状況にあり、それを私は好感しています。さて、最近、経営陣は見通しの数字を引き下げましたが、その下振れリスクは既に株価に織り込まれていると思います。
経営陣は、インフレと経済の低迷が消費者の購買意欲に影を落としており、短期的にみると食料生産量が減少していると説明しています。しかし、これは構造的な問題ではなく、実際にはもっと循環的なもので、時間が経てば正常化するものでしょう。バリュエーションを見ると、ファンズ・フロム・オペレーション(FFO:REITの純利益に減価償却費と不動産の売買損益を加えたもの)の12倍を下回って取引されています。ですからこのREITは、かなり魅力的に見えます。
ズビンスキー:では、デイブさん、今朝はお時間をいただきありがとうございます。◇
デイブが取り上げた銘柄についてもっと知りたい方は、Morningstar.com で詳細を参照してください。毎週月曜日の午前9時(東部時間午前8時)の「The Morning Filter」をご視聴いただければ幸いです。
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このエピソードの原稿は翌営業日までに掲載される予定です。ぜひお聞きください。
**出版前に削除してください。
売りたい株式:
RobloxRBLX
ブロードコムAVGO
買うべき株式:
ブリストル・マイヤーズ スクイブBMY
ノースロップ・グラマンNOC


