健全な財務基盤と高い配当利回りを兼ね備えた高配当株は、投資家に安定したインカム収益をもたらすだけでなく、市場下落時の緩衝材として機能し、長期的な資産形成にも役立つ。
2026年第2四半期に最も好調だった高配当株式は、電子部品メーカーのデクセリアルズ(4980)、特殊化学品メーカーの東海カーボン(5301)、特殊工業用機械メーカーのFUJI(6134)などだった。
本稿における高配当企業の選定方法:日本の株式市場の時価総額上位97%をカバーするモーニングスター・日本株指数を対象に、予想配当利回り1.5%以上の企業を抽出し、不動産投資信託(REIT)を除外したうえで、直近四半期のリターントップ10を選定している。
※ 本稿はモーニングスター・ダイレクトのデータを用いて、自動生された英文原稿を人間が校閲し、機械翻訳を経て人間が校閲した後に掲載しています。
<第2四半期の高配当株式 Top10>
- デクセリアルズ (4980)
- 東海カーボン (5301)
- FUJI(6134)
- フジミ・インコーポレイテッド (5384)
- ジャパンマテリアル (6055)
- 野村マイクロ・サイエンス (6254)
- THK (6481)
- 三井ハイテック (6966)
- 日本発条 (5991)
- 住友大阪セメント (5232)
高配当株のパフォーマンス概観
連続増配実績があり、配当成長を維持できる能力を持つと見込まれる企業によって構成される「モーニングスター・日本配当成長株式指数」(以下の折れ線グラフ、赤)は、直近の四半期において8.08%上昇した。また、高品質な配当支払い企業によって構成される「モーニングスター・日本株配当利回りフォーカス指数」(同、青)は、24.16%上昇した。6月30日までの過去1年間では、配当成長指数は34.87%、配当利回りフォーカス指数は45.11%の上昇となった。
なお、日本株全体の動きを示す「モーニングスター・日本株指数」(同、黄色)は、四半期で14.67%、年間で43.96%上昇した。
第2四半期の高配当株式Top10:利回りと主な指標
〇 デクセリアルズ
電子部品メーカーのデクセリアルズは、第2四半期に101.18%上昇し、過去1年間で93.15%上昇した。株価は4,203円、予想配当利回りは1.5%、過去1年間の配当は1株当たり64円となっている。
モーニングスター・株式レーティングは★★(割高)。
〇 東海カーボン
特殊化学品メーカーの東海カーボンは、第2四半期に80.28%上昇し、過去1年間で71.77%上昇した。株価は1,747円、予想配当利回りは2.33%、過去1年間の配当は1株あたり40円となっている。
モーニングスター・レーティングは★★★(中立)。
〇 FUJI
特殊工業用機械メーカーのFUJIは、第2四半期に80.18%上昇し、過去1年間で215.89%上昇した。株価は8,932円、予想配当利回りは2.26%、過去1年間の配当は1株当たり190円となっている。
モーニングスター・株式レーティングは★★(割高)。
〇 フジミ・インコーポレイテッド
半導体製造機器・資材メーカーのフジミ・インコーポレイテッドは、第2四半期に70.52%上昇し、過去1年間で127.27%上昇した。株価は4,620円、予想配当利回りは1.68%、過去1年間の配当は1株当たり77円となっている。
モーニングスター・株式レーティングは★(非常に割高)。
〇 ジャパンマテリアル
土木・建設会社のジャパンマテリアルは、第2四半期に63.38%上昇し、過去1年間で75.93%上昇した。株価は2,684円、予想配当利回りは2.72%、過去1年間の配当は1株当たり70円となっている。
モーニングスター・株式レーティングは★★★(中立)。
〇 野村マイクロ・サイエンス
特殊工業用機械メーカーの野村マイクロ・サイエンスは、第2四半期に62.38%上昇し、過去1年間で94.21%上昇した。株価は5,190円、予想配当利回りは2.24%、過去1年間の配当は1株当たり110円となっている。
モーニングスター・株式レーティングは★(非常に割高)。
〇 THK
特殊工業用機械メーカーのTHKは、第2四半期に62.13%上昇し、過去1年間で95.41%上昇した。株価は7,646円、予想配当利回りは2.51%、過去1年間の配当は1株あたり215円となっている。
モーニングスター・株式レーティングは★★(割高)。
〇 三井ハイテック
半導体メーカーの三井ハイテックは、第2四半期に61.80%上昇し、過去1年間で37.15%上昇した。株価は1,019円、予想配当利回りは1.99%、過去1年間の配当は1株当たり18円となっている。
モーニングスター・株式レーティングは★★★★(割安)。
〇 日本発条
自動車(部品)メーカーの日本発条は、第2四半期に60.27%上昇し、過去1年間で151.26%上昇した。株価は3,910円、予想配当利回りは1.78%、過去1年間の配当は1株当たり66円となっている。
モーニングスター・株式レーティングは★★★(中立)。
〇 住友大阪セメント
建設資材メーカーの住友大阪セメントは、第2四半期に59.64%上昇し、過去1年間で63.65%上昇した。株価は6,091円、予想配当利回りは1.98%、過去1年間の配当は1株あたり120円となっている。
モーニングスター・株式レーティングは★★★★★(非常に割安)。
モーニングスター日本株指数とは
日本の広範な株式市場をカバーし、時価総額上位97%を対象とする指数である。ESGの基準は組み込まれていない。
モーニングスター日本配当利回りフォーカス指数とは
高品質な配当支払い企業により構成される指数で、日本株指数からの派生指数として配当支払い企業のみを抽出し、競争優位性(エコノミック・モート)や財務健全性で絞り込んだうえで、利回りの高い25銘柄を選び、配当額に応じて加重している。不動産投資信託(REIT)は対象外としている。※ 詳細な規則書はこちらをご覧ください。
高配当株をさらに探したい投資家へ
より高インカムまたは割安な配当株式をお探しの投資家は、以下の方法をご参考ください:
- 「モーニングスター・日本配当利回りフォーカス指数」の構成株式を確認することができます。中でもモーニングスター・株式レーティングで4〜5つ星の株式は割安と評価されています。
- 投資判断は配当だけではなく、適正価値推計値などのバリュエーションや競争優位性(エコノミック・モート・レーティング)も長期リターンを左右する重要な要素なのでご参考ください。
- モーニングスターの『株式投資ガイド』は、当社の投資アプローチによる投資対象選定プロセスの参考になります。
※ モーニングスターのアナリストがカバーしていない銘柄については、モーニングスター・アナリスト・レーティング対象企業とマッチングさせ統計的な手法を用いる当社独自のモデルにより、モーニングスター・定量株式・レーティングを算出している。
※ 本稿は、情報提供のみを目的としており、特定の金融商品、銘柄などを推奨するものではありません。投資における判断は、ご自身の投資目的、投資期間、資金性格、投資への姿勢などを勘案して、ご自身の責任において慎重に行ってください。

